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2002年8月26日掲載
FIS
 
インゲマール・ステンマルク
【スウェーデン】
 
 
スキーの神様、キング・オブ・スキー。。。。
   世界のピステで滑り続けて16シーズン。1989年3月、志賀高原のレースを最後に、ワールドカップの舞台から 引退した。3月9日の大回転(GS)2本目で、往年の滑りを見せて、ベストタイムをマーク。翌10日の回転(SL)では、 「勝利を狙った」果敢な滑りが裏目に出て、1本目に途中棄権し、ピステをあとにした。

 1956年3月18日、スウェーデン北部のテルナビーで生まれたステンマルクは、1973年12月、17歳で ワールドカップにデビュー。回転(SL)の初勝利は、1974年12月、イタリアのマドンナ・ディ・カンピリオ、 大回転(GS)の初勝利は、1975年2月、苗場スキー場。以後、通産86勝(回転40勝、大回転46勝)は、 前人未到の大記録だ。'76、'77、'78年には、総合で3連勝、'78年の世界選手権と、'80年のレーク・プラシッド・ オリンピックでは、回転、大回転の2種目で金メダルを獲得した。'79年には、10戦全勝するとともに、 シーズン13勝を記録。大回転で、3シーズンにわたって、14連勝を成し遂げている。『2位になることが、 優勝と同じ。』と、ライバルたちを嘆かせた強さだった。
I.Stenmark(1)
1974年12月5日、
フランスのバルディゼールにて。

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  I.Stenmark(2)
1974年12月17日、
マドンナ・ディ・カンピリオ(イタリア)での回転で
ワールドカップ初優勝し、衝撃的なデビューを果たした。

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I.Stenmark(3)
芸術的とも言える、スムーズなスキー・テクニックは、 みんなの憧れの的だった。
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I.Stenmark(4)
ワスマイヤー(左)とトンバ(右)が肩車で称える
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  I.Stenmark(5)
『応援してくれた日本のファンのために』と、
ジャイアント・コースで、さよなら滑走。

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I.Stenmark(6)
1989年3月10日、 志賀高原でレジェンドになった。
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写真/文 : Hiro.Yakushi
 
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