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2002年8月25日掲載
Nagano olympic IOC
snowlets
 
1998年2月19日
男子大回転(GS)  -  東館山スキー場
【長野オリンピック】
 
   1998年2月19日、長野オリンピック男子大回転は、一日遅れで行われた。 予定されていた18日は、快晴ながら前夜からの降雪が多く、コース整備が追いつかずに、順延となった。 コースは、それまでW杯で作られたものより固く、ほぼ完璧に仕上がっていた。

 注目は、やはりヘルマン・マイヤーとフォン・グリュニゲンの戦い、そしてトンバの出来であった。 1本目をリードしたのは、パワーのマイヤー。『金メダルを1個獲得して気が楽になった』と、 1位以下を0.5秒以上離した。フォン・グリュニゲンは5位につける。 だが、2本目もマイヤーはベストタイムをマークして、2個目の金メダルを獲得、 銀メダルは、マイヤーのチームメートのステファン・エバハルター、銅メダルは、フォン・グリュニゲンとなった。 『チームメート間の争いが、自分をここまで鍛えてくれた。このメダルは本当に嬉しい。』とエバハルター。 『五輪のメダルは初めてなので嬉しい。2本目は攻めたが、マイヤーは強かった。』と脱帽のフォン・グリュニゲン。 マイヤーは、滑降で大転倒したにもかかわらず、スーパーGと大回転で金メダルを獲得。 “ハーミネーター”が誕生した。 注目のトンバは、1本目前半で転倒し、途中棄権。デビュー以来、日本では好成績を残せないまま、トンバは去っていった。
  Herman fan
マイヤーの御守はピンクのブタ
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H.Maier
圧勝したマイヤーの滑り
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S.Eberharter
2位のエバハルター
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  M.Von.Gruenigen
3位のフォン・グリュニゲン
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97男子GS表彰式 入賞者、左から:
      2位のエバハルター(オーストリア)
      優勝のマイヤー(オーストリア)
      3位のフォン・グリュニゲン(スイス)
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写真/文 : Hiro.Yakushi
 
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